電子端末さえあれば、図書館に行かなくてもいつでもどこでも本を借り、読むことができる、電子書籍を活用したサービスが始まりました。県立図書館に県内の公立図書館としては初めて導入されます。
竹内慶行記者:
「県立図書館に導入された、この電子書籍サービス。家に居ながらにして図書館の本を読むことができます」
県立図書館では、15日から約6000点の電子書籍をスマートフォンやパソコンなどで読むことができるようになりました。
担当者は「図書館が遠い人や交通手段が限られる人にとっても、来館することなく本を読んでもらえる機会になれば」と導入の理由を話します。
電子書籍は24時間利用することができ、誰も読んでいなければすぐ読むことができます。文字の拡大や音声読み上げもでき、貸し出し期限もありません。
利用者は「初めて、びっくりしてます。読んでくれる機能があるので飛びついた」と話していました。
県立図書館では、2025年度に電子書籍を1万冊導入する予定です。