7月14日の雨から一転、夏空が広がった15日の山陰地方は強い日差しと厳しい暑さが戻りました。
最高気温は、米子で34.5℃、鳥取で34.4℃、松江で33.4℃を記録しました。
暑さは16日から一段ギアアップし、7月下旬にかけて「熱波」も予想され、警戒が必要です。
15日午後の米子市は、強い日差しが照り付け気温も上昇。最高気温は、猛暑日一歩手前の34.5℃を記録しました。
道路沿いのひまわりも、一部は力なくしおれてしまっています。
海水浴客:
もっと暑いかなと思ったけど、ちょうど良いくらい。海に入るには最高。
7月12日に海開きを迎えた皆生温泉海遊ビーチ。
水遊びで、ひととき暑さを忘れようという家族連れの姿も見られました。
本格的な海水浴シーズンはこれからですが、16日からは危険な「暑さ」に警戒が必要です。
山根収気象予報士:
山陰地方の16日の予想最高気温です。米子で38℃、松江と鳥取で37℃といずれも今シーズンの最高を更新する猛烈な暑さになりそうです。
その要因が太平洋高気圧の位置と南風です。太平洋高気圧の中心が日本の東にあり、気圧配置の影響で山陰地方には南寄りの風が流れ込み、高温の風が吹き降りるフェーン現象が発生しやすくなる見込みです。25日ごろにかけ各地で35℃を超える日が連発。37℃予想の日もあり、まさに熱波に見舞われそうです。
命に関わるような危険な暑さが続きます。厳重な熱中症対策をお願いします。