鳥取県内で運航されている「関西広域連合」のドクターヘリが、運航を委託している会社の整備士不足を理由に7月22日から1週間、運航を休止することが分かりました。
運航休止になるのは、米子市の鳥取大学医学部附属病院を拠点にしているドクターヘリです。
鳥取県や関西の自治体でつくる「関西広域連合」が運用していて、7月9日、運航を委託している兵庫県の会社から、整備士の不足を理由に一時的に運航ができなくなると連絡があったということです。
関西広域連合のエリア内の1府6県の病院を拠点に運用しているドクターヘリ8機について、7月から8月にかけて順次運航を休止し、鳥大病院では、7月22日から28日まで運航休止となります。
鳥取県によると運航休止中は、出雲市の島根県立中央病院と兵庫県豊岡市の公立豊岡病院を拠点にするドクターヘリや県の防災ヘリが出動し、カバーするということです。
関西広域連合は「県民、市民、医療スタッフの信頼を損なうもので重大な事態。関西広域連合としても改めてドクターヘリの運航継続を委託会社に強く求めていく」とコメントしています。