TSSのふるさと通信員から届いた地域の話題です。
広島県東広島市では伝統行事を守ろうと江戸時代から続く祭りが行われました。

<掛け声>
「行くぞ!」「おー!」

13日、東広島市安芸津町で行われた三津祇園祭。
疫病退散を願いながらまちを練り歩く大名行列で知られています。

高齢化などで祭りの担い手が不足する中、参加者をSNSなどで呼びかける取り組みを去年から行っていて、ことしは31人が県の内外から加わりました。

参加者は伝統の衣装に身を包みおよそ2時間かけて地元住民と町内を練り歩きました。

練習を重ねたやりの投げ渡しが成功すると見物客からは大きな拍手が送られました。

【初参加者は】
「とても充実感があります。楽しかったです」

【大名行列の参加者を呼びかけた広島大学3年・片桐萌絵さん】
「変わらずほんとにたくさんの人がお祭り魂を持って、これからも熱く生きるようなそんな世界を作っていけたらなと思っています」

三津祇園祭は来年も参加者を募る予定です。

テレビ新広島
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