東広島市で日本にルーツを持つ海外の子どもたちが瀬戸内の郷土料理作りに挑戦しました。

これは、ひろしま国際センターが、両親のいずれかが日本国籍で海外の学校に通う子どもたちに夏休みの間、日本の文化に触れてもらおうとことし初めて開きました。

子どもたちが挑戦したのは、タイを1匹まるごと使った瀬戸内地方に伝わる郷土料理の「鯛そうめん」です。

講師を務めた地元の住民から結婚式や初節句といった祝いの場で振る舞われる料理でもあることを教わりながら、子どもたちはゆでた素麺に煮つけたタイや錦糸卵などを盛り付けていました。

【アメリカから参加した中学生】
「新しいお友達も作ったし、新しいこといっぱいして楽しかったです」

【ひろしま国際センター・山領 文さん】
「同年代の日本にルーツを持った子どもたちが、この広島で出会って、同じ時間を過ごすなかで、今後の日本語の学習を続けるモチベーションになってほしいなという思いです」

ひろしま国際センターは来年度も日本文化を体験できるプログラムを7月に開催する予定です。

テレビ新広島
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