ことし8月9日の平和祈念式典について、現在までに107の国と地域から参列の意向を示す回答があったことが分かりました。
参列数は過去最多となる見込みです。
これは長崎市の鈴木市長が15日の定例会見で明らかにしたものです。
市はことしの平和祈念式典に全ての国と地域に招待、あるいは案内を出していて、157のうち107の国と地域から参列する意向の回答があったということです。
参列数としては現時点で過去最多です。
鈴木史朗 市長
「結果として過去最多の参加の見込みであること、我々、長崎の思いが通じたものがあるのではと思っている」「各国の皆さんと心を合わせられるように、しっかりと式典の準備を進めていきたい」
また6月には国連の代表部がないことを理由に招待状を送らなかった台湾から式典参列の意向が示されていて、市はこれを受けるとしています。
一方、会見では11月16日に行われる被爆80年記念事業「長崎平和ハーフマラソン」についてのコースなども発表されました。
長崎水辺の森公園をスタートして浦上川沿いを北上、松山陸上競技場で折り返す約21キロで、浦上地区周辺がコースに盛り込まれました。
ゲストランナーにはオリンピックメダリストの有森裕子さんを迎えます。
一般ランナーの定員は3千人で、エントリ―の受け付けは7月31日からです。