厳しい暑さが続く中、鹿児島市のマンション建設工事現場で鹿児島労働局の関係者が熱中症対策などの安全パトロールを行いました。
このパトロールは7月1日からの全国安全週間に合わせて行われ、鹿児島労働局の永野和則局長らが鹿児島市上荒田町の14階建てマンションの建設現場を視察しました。
パトロールでは担当者から、転落事故やけがを防ぐため幅の広い足場が組まれているといった説明を受けていました。
また、6月から職場の熱中症対策が義務化された中、熱中症対策についても確認が行われました。
この現場では、複数の高層階に「クーリングコーナー」が設置されているほか、休憩室に冷却剤、飲み物などを準備して熱中症の症状に応じた対応をしているということです。
鹿児島労働局・永野和則局長
「非常に熱中症対策に力を入れている現場だと感じている。法令に基づいた熱中症対策をきちんと取り、県内で熱中症事故が発生しないようよろしくお願いしたい」