横断歩道上での交通事故を防ごうと、取り締まりを強化するための富山県警のプロジェクトチームが設置され、15日出発式が行われました。

設置されたチームは「歩行者を保護して道路利用者全てを笑顔にする」という意味を込めて「歩保笑み隊(ほほえみたい)」という愛称が付けられました。

15日の出発式には交通機動隊など26人が参加し、高木正人県警本部長が「横断歩道上での交通事故を1件でも減少させることを強く期待する」と訓示しました。

そのあと、「歩保笑み隊」は、早速白バイやパトカーに乗り込み、街頭活動に出発しました。

県内では、去年横断歩道上の人身事故は95件と。前の年と比べ22件増え、このうち死亡事故が4件と、過去5年間で最多となっていて、横断する歩行者への対策が急務となっています。

県警は、「止まらない車を厳しく取り締まる」ことで、ドライバーに改めて歩行者優先の意識を徹底してもらう狙いです。

富山テレビ
富山テレビ

富山の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。