7月13日午後9時40分ごろ、北海道遠軽町下白滝の旭川紋別自動車道で、乗用車とクマが衝突する事故がありました。
警察によりますと、運転していたのは女性で、前方にクマを発見して減速したものの、体長約50センチのコグマ1頭と車の右前部が接触しました。女性にけがはなく、車も自走可能な状態だということです。
事故当時、現場には他にも体長約1.5メートルのクマ1頭と、もう1頭のコグマが目撃されており、親子グマとみられています。衝突したコグマの生死は確認されていません。
道内ではクマの出没が相次いでおり、警察は警戒を強めるとともに、運転時はスピードを落とすなどの注意を呼びかけています。