倉敷市で岡山県中学校総体・水泳競技が7月13日まで行われ、記録ラッシュの大会となりました。
倉敷市屋内水泳センターで13日まで2日間行われた水泳競技。男子の注目は、100メートル平泳ぎに出場した矢掛3年の平井良尚(14)です。
平井は午前中の予選で14年ぶりに大会記録を更新しました。午後の決勝では、「自分の持ち味である大きいフォームを意識した」という平井。上位争いの中、ほとんど同着で折り返すと、レースの終盤で一歩前に出て、トップに立ちます。
1位でフィニッシュした平井の記録は、1分5秒12で、大会記録を再び更新したほか、自身が持つ岡山県中学校記録を塗り替えました。
(矢掛3年 平井良尚選手)
「決勝でしっかり上げてこられたっていうのは自分にとって成長なんじゃないかなと思います。今年の全中は笑顔で終われるような大会にしたいなって思います」
女子の注目は、100メートル背泳ぎに出場した京山2年の森優(13)です。
森は、2024年夏の全国中学校体育大会で、1年生ながら4位入賞を果たした期待のスイマーです。午前中の予選で大会記録を更新した森は、順調にトップで折り返すと、後半、後続との差をぐんぐん引き離します。
1位でフィニッシュした森の記録は1分4秒27で、自身が持つ大会記録を塗り替えました。
(京山2年 森優選手)
「自己ベストを更新できなかったっていうのが悔しかったです。(全中に向けて)まずは自己ベストを出すこと、その中で必ず決勝に2種目(100・200背泳ぎ)とも残って、3位以内に絶対入って、優勝はしたいです」
また、男子100メートル自由形で、香和3年の大東仁(15)が予選と決勝で大会記録を更新しました。
この大会で参加標準記録を突破した選手は、8月17日から鹿児島で開かれる全国大会に出場します。