食べられるのに廃棄される規格外のモモを楽しみながら食品ロス削減につなげようというビュッフェが岡山県庁の食堂で7月14日から始まりました。
(佐藤理子アナウンサー)
「モモをふんだんに使ったクロワッサンに、一口サイズでモモを堪能できる団子。食堂には、モモを使ったスイーツ約20種類がずらりと並んでいます」
中には、モモとワッフルを掛け合わせたかわいらしい名前のスイーツも。
(開発した高校生)
「私たちが開発したモモンフルです」
岡山東商業高校の3年生が考案しました。
(佐藤理子アナウンサー)
「1度にこんなにたくさんモモのスイーツがいただけるなんて、どれも美味しそうですよね。それでは、モモンフルいただきます。モモの果汁がじゅわっとあふれてきます。サクサク、モチモチ食感のワッフルと相性抜群です」
岡山県庁の食堂で14日から始まったスイーツビュッフェ。使われているのはキズがあったり、サイズが小さいなどを理由に廃棄される規格外のモモです。食堂によりますと県産の約6割が規格外とされていて、今回、食品ロス削減を目的に開催されました。
(訪れた人は…)
「おいしい。岡山県産のモモが食べられてよかった」
「こんなにおいしいモモが知らずに捨てられていたと思うとすごく悲しいので、こういった取り組みをもっとしてほしい」
(おかやま晴れの国食堂 高橋直也さん)
「モモを食べるだけで食品ロスやSDGsの取り組みに参加できる企画になっている。一番おいしい時季にぜひ、食べに来てほしい」
ビュッフェはメニューを入れ替えながら8月下旬まで楽しめるということです。