絶滅が懸念されるニホンウナギ。
その資源回復を目指して、浜名湖周辺の漁協や専門店などで作る団体が行う親ウナギの放流について、7月15日からクラウドファンディングで支援を募ると発表しました。
水産庁によりますと、ニホンウナギの稚魚・シラスウナギの採捕量は海洋環境の変動などにより、2024年は全国で7tにとどまっています。
団体は12年前から親ウナギを買い取り海へ放流する活動を行っていて、2025年も資金の一部をクラウドファンディングで集めます。
浜名湖発親うなぎ放流連絡会・加茂仙一郎 会長:
未来を背負う子供たちにウナギを食べてほしい。少しでも資源が回復して、ウナギを食べる機会を増やしてもらえたら
目標金額は30万円、7月15日~9月12日までで、放流事業は年内に3回行う予定です。