気象庁は、南海トラフ巨大地震の観測システムでシステム障害が発生していると発表しました。
気象庁によりますと、南海トラフ巨大地震に備えて、静岡県から三重県の沖合の海底に設置されているシステムの一部で障害が発生しており、この周辺で地震が発生した場合、「緊急地震速報」が最大で12秒ほど遅れる可能性があるということです。
復旧の見通しはたっていないということで、気象庁は、大きな揺れを感じたら情報を待たずに高台などに避難するよう注意を呼びかけています。
ただ、津波警報や地震情報の発表には影響はないとしています。