福岡県小郡市が事務局を務める協議会の通帳から現金15万円をを不正に引き出し、私的に流用したとして14日、市は職員1人を懲戒免職処分としました。

懲戒免職処分を受けたのは小郡市の環境経済部に所属する40歳の主査です。

市によりますとこの職員は今年3月、所属課が事務局を務める県南都市環境保全連絡協議会の預貯金通帳と印鑑を職場から無断で持ち出し、現金15万円を不正に引き出して私的に流用しました。

また、その事実を隠ぺいするために通帳を変造したということです。

7月の事務引き継ぎの際に発覚し、市民の信頼と信用を大きく損ねるとして市は職員を14日付で懲戒免職処分としました。

また管理責任を問い、課長と係長がそれぞれ減給10分の1(1カ月)の処分を受けました。

市によりますと全額返還されているということです。

小郡市の加地良光市長は「全職員に法令遵守を徹底させるとともに、とりわけ管理監督職員には、部下を指導育成する立場として率先して不正行為の防止に努めるよう指導し、市民の皆様からの信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。

テレビ西日本
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