天皇皇后両陛下はモンゴルへの公式訪問を終え、先ほど帰国されました。
昼過ぎ、ウランバートル郊外の空港でモンゴル側の見送りを受けた両陛下は、13日午後6時ごろ、政府専用機で羽田空港に到着し、出迎えた秋篠宮ご夫妻などと笑顔で挨拶されました。
両陛下は大統領から招待を受け、歴代の天皇・皇后として初めてモンゴルを訪問されました。
8日間の滞在中、歓迎式典やモンゴル最大の祭典「ナーダム」の開会式に出席し、大統領の勧めで競技を体験したほか草原で行われた競馬なども観戦したり、モンゴルの伝統と文化に触れられました。
また、「ゲル地区」にも初めて足を運び、未来を担う子ども達と交流し、歓迎の晩さん会では感謝の思いを込めてビオラを演奏されました。
一方、戦後モンゴルに抑留された日本人の慰霊碑に拝礼し、平和への願いを示されました。
訪問の最後には、野生馬「モウコノウマ」の保護地区まで足を運び、2025年に生まれた2頭に、陛下は「友」、皇后さまは「愛」と名付けられました。
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