参議院選挙について詳しくお伝えする「もっと投票の前に」。
14日は参政党の戦略と課題を、フジテレビ政治部・木村大久記者がお伝えします。
急速に支持を伸ばし、与野党各党がその動向を注視する参政党。神谷代表は連日、街頭演説で「日本人ファースト」を訴えています。
参政党・神谷代表:
キャッチコピーは“日本人ファースト”です。日本人ファーストで鬼退治に行きましょう。盛り上げていきたいんですよ。それが日本人ファーストの意味です。みんな意気消沈してませんか。諦めてませんか。
減税や社会保険料の削減、外国人に対する規制を厳格化する政策などを掲げる参政党は、保守層と無党派層からの支持を広げていて、議席を大幅に増やすとの見方が出ています。
5年前に結党して以来、重視してきたネットでの発信に加え、選挙直前に議員を5人に増やし、テレビなどでの党首討論にも参加するようになり、露出度がアップしたことも追い風です。
自民党や国民民主党などからは、保守系の票を奪われると警戒する声も上がっていて、全ての選挙区に候補者を擁立した参政党が選挙全体の情勢を左右する存在ともなっています。
参政党・神谷代表:
男性や、申し訳ないけど高齢の女性は子供は産めない。
一方で、過激とも言われる参政党の主張には賛否が分かれていて、最終的に有権者がどう判断するか、注目が集まります。