福岡県飯塚市で14日早朝、パトカーの追跡を受けて逃走していた軽乗用車がガードレールに衝突する事故があり、警察が当時の状況を詳しく調べています。
飯塚警察署によりますと14日午前5時半ごろ、飯塚市柏の森の交差点でウインカーを出さずに信号無視し、対向車線側にふくらみながら左折する軽乗用車をパトロール中の警察官が発見しました。
追跡を始めましたが一時見失い、その後、直線距離で600メートルほど離れた路上で軽乗用車がガードレールに衝突し、止まっているのを発見しました。
運転していたのは飯塚市の自称、飲食店従業員の男性(24)で、エアバッグが作動し自分で出られない状態で、酒のにおいがしたため警察が呼気を調べたところ基準値を超える数値が出たということです。
男性は胸などを打って病院に運ばれました。
警察は酒気帯び運転の疑いでも調べるとともに、パトカーの追跡が適正だったかどうかについても調査しています。