民間の調査会社によりますと、福井県内企業の約4割が過去にサイバー攻撃を受けていたことが分かりました。全国平均よりも高い割合です。
帝国データバンクの調査では、過去にサイバー攻撃を受けたことがある県内企業の割合は39.8%で、全国平均の32%を7.8ポイント上回りました。
規模別では大企業が50%を占めていて狙われやすい傾向がありますが、中小企業が37.9%、小規模企業も44.4%がサイバー攻撃を受けていて、規模を問わず被害が出ています。
帝国データバンクは「今後はサイバー攻撃を他人事と捉えず、会社の存続に関わる重要なリスクマネジメントとして対策をとることが重要」としています。
