学歴詐称問題の渦中にある静岡県伊東市の田久保眞紀 市長について、村上誠一郎 総務相は7月8日の閣議後の会見で「市長自身がきちっと説明すべき」などと苦言を呈しました。
午後3時過ぎ、自ら運転する車で登庁した田久保市長。
伊東市・田久保眞紀 市長:
(Q.体調は大丈夫ですか?)はい、おはようございます。(Q.きょうはどういう仕事で?)決済が溜まっているので、それを処理しに来た
田久保市長は辞職と出直し市長選への出馬を表明し、8日夕方には職員に対し5分ほどの時間で謝罪と説明を行いました。
伊東市・近持剛史 企画部長:
市政が混乱していて市を分断するような形になっている。観光業者からも「伊東に行きたくない」というキャンセル、宿泊業者からの声もあがっているので、今後そういう影響があると思う
すでに観光業への影響も出ている現職市長の学歴詐称問題。
村上誠一郎 総務相は8日の閣議後の会見で苦言を呈しました。
村上誠一郎 総務相:
市民の信用を得るかどうかの重要な問題ではないかと。市長自身が市民をはじめとする関係者にきちっと説明されるべき
田久保市長の辞職に伴う市長選について、伊東市の選挙管理委員会は最も早くて9月上旬に行われるとの見方を示しています。