7月3日に公示された参議院議員選挙。
静岡選挙区には届け出順に国民民主党・榛葉賀津也 候補(58)、無所属・村上猛 候補(74)、諸派・福原志瑠美 候補(42)、参政党・松下友樹 候補(41)、共産党・鈴木千佳 候補(54)、自民党・牧野京夫 候補(66)、諸派・山口香苗 候補(46)の7人が立候補しています。
今回はこのうち参政党・松下友樹 候補の活動や主張を紹介します。
参政党の新人・松下友樹 候補(41)。
2024年の衆院選は直前に党の方針によって出馬を断念したことから、これが初めての国政選挙です。
地元の浜松医大を卒業後、医師になって17年あまり。
政治の世界に身を投じようと思ったきっかけは医療に従事する中で覚えた違和感です。
松下友樹 候補:
やっぱりお金を稼がないと病院が潰れる。まずその仕組みがおかしいと私は思っている。少なくとも公的な顔をした病院、大学病院・私立病院・こども病院、そういうところは何らかの仕組みの変更、稼がなくていいような仕組み作りは政治じゃないとできないですから
とはいえ、つい数年前まで自身も政治に関心が持てないひとりでした。
松下友樹 候補:
投票に行っても何も変わらないと、私は無関心な国民のひとりでした。だけど間違ってました。国民ひとりひとりがちゃんと政治に向き合わないといけない。未来を一緒に考えないといけない
でも、今は違います。
松下友樹 候補:
病院・医療は国民の健康を守ります。この健康を守るはずの医療がいまビジネスに丸投げされ、市場原理の中で「規制緩和」「構造革命」「競争しろ」「金を儲けろ」と、そういうところに放り込まれた結果、いまの日本の医療はどうでしょうか?
医療従事者だからこそわかる現場の実態を国政に届け、改革の礎を自らが先頭に立って築く覚悟です。
松下友樹 候補(41):
自民党の保守系の人たちがかなり怒っていると思いますので、そこからも票をもらいながら、もちろん野党からも一定もらって、眠っている無関心の選挙に行っていない人たち、その人たちをひとりでも多く起していけば、絶対に無理な選挙ではないので、なんとか1票でも積み上げていい結果をもらえるように頑張ろうと思います