愛媛県松山市で今年3月、女性が首をナイフで切り付けられ、ケガをした事件の裁判が9日に開かれ、傷害などの罪に問われている男が、犯行の前に近くのコンビニエンスストアで上着を着替えていたことが明らかにされました。
傷害や銃刀法違反などの罪に問われているのは、松山市中村に住む無職・鈴木秀一被告(53)です。
起訴状などによりますと鈴木被告は今年3月の未明、松山市三番町の歩道で面識がない女性(30代)の首にナイフを押し当て、全治12週間のケガをさせるなどした罪に問われています。
裁判は松山地裁で開かれ、鈴木被告は起訴内容を認めました。
検察は、鈴木被告が犯行前に近くのコンビニで上着を着替えていたことや、現場には折れたナイフの刃が残っていて、警察の逮捕の前の捜査で自宅に来た際、ナイフの柄や鞘を窓から捨てたことなどを明らかにしました。動機は明らかにされませんでした。
次回の裁判で検察は被告人質問を予定していて、鈴木被告が動機などを発言するか注目されます。
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