秋田県内唯一の男子プロゴルフの公式戦、南秋田カントリークラブみちのくチャレンジトーナメントは最終日の4日、決勝ラウンドが行われ、森山友貴選手が優勝しました。
秋田市の南秋田カントリークラブで開かれているこの大会は、レギュラーツアーでシード権を持たない選手が出場するもので、若手ゴルファーの登竜門といわれています。
予選を通過した69人が決勝ラウンドに進みました。
4日は時折雨が降るあいにくの天気でしたが、多くのゴルフファンが訪れ、プロのプレーに熱い視線を送っていました。
大会は、決勝ラウンドで5バーディー、1ボギーの4アンダーをマークした森山友貴選手が、通算16アンダーで優勝しました。
森山友貴選手:
「つらい思いも結構したが、ようやく勝つことができて本当にうれしい。いい結果が出ずに父親を苦しめていたが、やっと父親に少しゆっくりしてもらえるかなと。秋田でのゴルフは初めてだがとても楽しかった。ゴルフ場のサポートやファンの皆さんもゴルファーの方も優しくて明るくて、秋田にまた来たいと思った」
日本ゴルフツアー機構・諸星裕会長:
「大会をよく続けてもらっていると思う。われわれも気合を入れて行っている大会。これまでもすごい選手を出してきているので、このまま大会を継続してほしいと思う」