政府は南海トラフ地震の防災対策を推進する地域に、新たに沖縄県今帰仁村を追加しました。
「南海トラフ地震防災対策推進地域」とは、震度6弱以上の揺れや3m以上の津波の恐れがある地域などが指定されるもので、7月1日に開かれた中央防災会議で政府は、今帰仁村を新たに追加することを決めました。
県内の対策推進地域はこれで17市町村になります。
国のワーキンググループが3月に最新の知見で浸水地域などを検証しなおした結果で、今帰仁村を含め全国で16市町村が追加されました。
南海トラフ地震が発生し、県内にも津波が押し寄せた場合、内閣府の想定では最大クラスの津波で死者は10人、避難者の数は9300人に上るとされています。