企業や家庭で余った食材を子ども食堂などに無償で提供する「フードバンク」が2日、鳥栖市にオープンしました。

【NPO法人DreamsBank田島真徳理事長】
「子ども食堂をみんなが利用できて今このきついところをみんなで乗り越えていくという気風が少しでもあればいい」

2日オープンしたのは「フードバンク鳥栖」で、開所式には代表やスタッフなど約10人が参加しました。
鳥栖市のNPO法人が運営し、企業などの余った食材を引き取り生活に困る人や子ども食堂に無償で提供します。
2日は、集まった無洗米や乾麺、飲料など13種類、約568キロの食料品を鳥栖市の子ども食堂などに手渡していました。

【いまここ〜北極星〜こども食堂はらぺこキッチン 杉山径子副代表】
「今からまだ食材も増えるということでもっともっと私たち以外にもたくさん子ども食堂ができていろんな子供たちがちゃんと食事を与えられるようになるとすごくいい社会になっていくんじゃないかなと」

【原古賀町わいわい広場 加藤隆徳代表】
「場所が近いということとすぐ取りに来られる、それはすごく助かりますね」

県内でフードバンクが開設されるのは佐賀市、唐津市に続いて3カ所目となります。

サガテレビ
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