通常は夜間に運行している車両が登場しました。新幹線の安全な運行に欠かせない点検や保守の技術を競う大会が鳥栖市で行われました。
競技会に参加したのは九州新幹線や西九州新幹線の沿線で線路や車両の点検を担当する職員約50人です。
4日は設備の点検のため運行する「保守用車」が線路上に立ち往生したと想定し、復旧にかかる時間や作業の正確さなどを競いました。
「保守用車」は主に新幹線が走っていない深夜に運行していて、競技会で公開されるのは初めてです。
参加者はそれぞれチームを組んで作業にあたり、普段の業務で磨いた成果を披露していました。
【JR九州新鳥栖新幹線工務室 權藤健人さん】
「声掛けを行うことを一番意識して競技を行いました、今回いい経験になったと思います」
【JR九州新幹線部工務課 立和名康平副課長】
「縁の下の力持ちとして新幹線の運行を支えております、安全・安心してご利用いただけるようにですね、責任感を持って今後とも取り組んでいく」
JR九州は九州新幹線や西九州新幹線の点検・保守などを約170人体制で行っているということです。