那覇市歴史博物館が所蔵する国宝などが首里城再建に共に整備される中城御殿跡に移されることになり、市歴史博物館は9月で閉館することが決まりました。

2006年7月にパレットくもじ4階に開館した那覇市歴史博物館は、国宝「琉球国王尚家関係資料」や重要文化財などを所蔵し、この19年間で28万人以上が訪れています。

これら国宝などを首里城再建と共に整備される中城御殿跡に移すことが決まり、その準備に向けて市歴史博物館は9月1日で閉館することになりました。

知念市長:
今後とも本市の文化財等の保存と活用に努め、誇りある郷土の歴史を後世に伝えるため尽力してい参りますので市民の皆様には新しい施設の開館を楽しみにお待ちいただきたい

市歴史博物館では4日から8月31日まで新たに国の重要文化財に指定される「琉球家譜」と「琉球家譜関係文書」の特別展を実施するほか、26日には沖縄県立図書館でシンポジウムを開催する予定です。

沖縄テレビ
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