7月2日、南風原町の建設現場で堀った穴を埋め戻していた際、中で作業していた70代の男性2人がショベルカーの降ろした土砂に埋もれ、1人が意識不明の重体、もう1人が大けがをしました。
2日、午前9時半ころ南風原町本部の建設現場で「作業員が土に埋もれている」と工事関係者から119番通報がありました。
消防などが駆けつけると、深さ2.5メートルの穴の中で70代の男性2人が土砂を被って倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが1人が意識不明の重体、もう1人が骨盤を折る重傷です。
現場では当時、ショベルカーを使って堀った穴を埋め戻していて、2人は中に入ってショベルカーで降ろした土をベニヤ板で地ならしする作業をしていました。
警察はショベルカーが降ろした土の量が多かった可能性があるとみて、工事関係者から事情を聞くなどして事故の原因を調べています。