田植えが一段落する「半夏生」に行われる伝統行事です。香川県の小豆島で7月1日夜、害虫を追い払い五穀豊穣を願う「虫送り」が行われました。

「火手(ほて)」と呼ばれるたいまつを手に持った地元の人など約250人が、田んぼのあぜ道を歩いていきます。

江戸時代から続く島の伝統行事、「虫送り」です。たいまつの火で稲につく害虫を追い払い五穀豊穣を願います。日が落ち始めた夕暮れのあぜ道にたいまつの明かりが浮かび上がり一帯は、幻想的な雰囲気に包まれました。

(参加した人は…)
「楽しかった。火をつけて歩くところ」
「すごく多くの人でにぎわっていていい。行事がこれからも続いたらいいと思っている」

「虫送り」は、7月5日、小豆島町の中山地区でも行われます。

岡山放送
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