彩り豊かな器が食欲をそそります。「サラダの皿だ」をテーマに、夏野菜を盛り付けるのにぴったりな器を集めた企画展が岡山市のデパートで始まりました。
プレートやボウルにディップ用の鉢。サラダを盛り付けた時にきれいに見えるよう、全国各地の職人約50人が作った約400点の器が展示・販売されています。
ドレッシングをかけてもあふれ出ないよう縁に深みを付けたり、葉物野菜がたっぷり入るような大きさにするなど、デザインだけでなく機能性にもこだわりました。
中でも熊本県天草市で作られた皿は、天草諸島の島と海をイメージしています。盛り付けると、野菜と器の鮮やかなコントラストを楽しめ、食欲をそそる一品に変身します。
(アートスペース油亀 柏戸喜貴代表)
「(職人が)各地の技法を駆使してサラダが映えるのをイメージし、焼き上げたり、ガラスを吹き上げたりしている。おいしい素材を選びながら器も選んでもらい、家でも涼しく食べてもらえれば」
サラダに欠かせないドレッシング売り場も併設された企画展「サラダの皿だ」は、岡山市の岡山高島屋で7月15日まで開かれています。