演劇を通して平和について考えてもらおうと演出家の宮本亞門さんが、那覇市の小学校でワークショップを開きました。
那覇市の安謝小学校では沖縄県の戦後80年の平和祈念事業として「沖縄戦を学ぶ子どもワークショップ」が開かれ、6年生90人が参加しました。
講師を務めたのは演出家の宮本亞門さんです。
宮本さんは平和を築く事の大切さを伝えるため、自身の体験を元にした演劇を用意しました。
3人の児童が代表して宮本さんの指導を受けたあと演劇を披露しました。
宮本さんは演劇を通して、自分の意思を貫き正しい行動をすることの大切さを伝えました。
演出家 宮本亞門:
戦争が起きる時は些細なことからどんどん大きくなって、大人たちが作るものなのでそこに(子どもたちが)飲み込まれないでね、違うと思ったら違うって僕はそれが好きじゃないって
参加した児童:
小さい争いごとが戦争の始まりなんだなと思いました
参加した児童:
妹たちや友達とかと小さい争いごとはしない
子どもたちは争いのない世界にするために、自分たちにできることについて考えをめぐらせていました。