厳しい暑さが続く中、沖縄県内では先週、熱中症により2人が亡くなりました。いずれも屋内で熱中症になったと見られていて、エアコンを使用やこまめに水分をとるなど熱中症対策を心がけて下さい。
県内では7月1日も強い日差しが照りつけ、与那国島で34.3℃名護と宮古島市下地島で34.2℃を観測するなど、8つの地点で今年の最高気温を更新しました。
消防庁のまとめによりますと、6月29日までの一週間に県内では熱中症の疑いで118人が救急搬送され、このうち2人が死亡しました。
亡くなったのは70代の男性と63歳の男性で、いずれも自宅で倒れているところを発見されました。
このうち63歳の男性は、エアコンが故障し扇風機で過ごしていて、救急隊が到着した際室内の温度が非常に高くなっていたということです。
県内で2025年に入って熱中症により死亡した人はこれで5人となりました。屋内でもエアコンを適切に利用し、こまめに水分を補給するなど熱中症対策を万全にしてお過ごしください。