「はなまるうどん」を全国展開する、高松市の「はなまる」は、新たなコンセプトの讃岐うどん店を、7月2日に高松市多肥下町にオープンさせると発表しました。
新しい店舗は開店24年を迎える多肥店をリニューアルするもので、店の名前は「手打ちと創造 はなまるうどん 多肥店」です。
店内には「麺打ち場」を設け、本場さぬきうどん協同組合の香川隆昭理事長の指導を受けた3人の職人が粉から製麺します。足踏みや熟成など讃岐うどんの伝統的な工程も取り入れます。うどんのかけだしも、観音寺市伊吹島産のイリコや、香川県琴平町産のしょうゆなどを使用して調理するということです。
提供メニューも既存店とは変え、香川名物の骨付き鳥をイメージした味付けのうどん新メニューなども登場するほか、香川県綾川町で栽培されたソバを使った「綾川そば」も提供することにしています。店の営業時間は午前10時から午後3時です。
2000年に香川県で創業したはなまるは、2025年に本社を香川県に戻し、県産品を活用した商品開発などをすすめる「おいでまい!さぬきプロジェクト」を始めています。このプロジェクトの一環で、同社は地元・香川にある直営の5店舗をそれぞれ異なるコンセプトのうどん店に刷新する予定で、今回はその1号店になります。