国内で唯一現存し愛媛県愛南町で公開されている旧日本軍の戦闘機「紫電改」が7月下旬、日本航空協会の「重要航空遺産」に認定されることが決まりました。国内で13例目です。県が6月30日に発表しました。

「重要航空遺産」の認定が決まったのは、国内で唯一現存・公開されている旧日本軍の戦闘機「紫電改」。1979年に愛南町の久良湾から引き揚げられました。

「重要航空遺産」は航空機などの歴史的・文化的な価値や意義を広く社会に広めようと日本航空協会が認定。「紫電改」は独自の翼形状や高性能エンジンなど「当時の日本の航空機開発の到達点」であることなどが高く評価されました。

認定されるのは国内で13例目。認定証の授与式は7月25日に愛南町の紫電改展示館で行われます。

一方でこの展示館のリニューアルに伴い、「紫電改」の移設に約4800万円の費用が必要になっていて、愛媛県はふるさと納税型のクラウドファンディングを行います。

期間は7月1日から9月5日までで、目標は3800万円です。県外在住者の寄付には、金額に応じて愛媛産真珠付きの「紫電改バッジな」どの返礼品も用意しているということです。

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テレビ愛媛
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