相続税や贈与税の指標となる「路線価」が7月1日、公表されました。
上昇率1位はスキーリゾートとして開発が進む富良野市でした。
札幌国税局によりますと、北海道内の平均路線価は10年連続で上昇しているものの、上昇率は2.4%と2年連続で縮小しました。
札幌を中心に、建築費の高騰などが背景にあるとみられます。
上昇率が道内1位だったのは、外国人観光客も増えて開発が進む富良野市北の峰町のスキー場の前の道道北の峰線通り。上昇率は30.2%でした。
2位は、新幹線札幌延伸を見据えて再開発が進むJR札幌駅の北口。札幌市北区北7条西4丁目の北口西通りで、上昇率は11.4%でした。
3位は、ラピダスなど半導体関連企業が相次いで進出している千歳市の隣町で、大型商業施設が立ち並ぶ苫小牧市新開町4丁目の明野南通り。上昇率は8.1%でした。