6月30日は南から湿った暖かい空気が流れ込んだ影響で、北海道小清水町で最高気温33.2℃を観測するなど、オホーツク海側を中心に30℃を超えた。
北海道で記録的な暑さ 8日連続の真夏日
これで、北海道では8日連続の真夏日となり、6月としては観測史上初めてだ。

「子どもの熱中症が心配。毎日暑くて水遊びの施設がありがたい」
「ずっと続いているので、家の中も暑くてしんどい。9月ぐらいまでずっと暑いと思うので」(いずれも北見市民)

札幌市は28.8℃だったが湿度が高く、じめじめとした暑さになった。
「揚げ物はちょっと避けますね、揚げてる時も暑いでしょう」
「冷やしラーメンなどが口当たりがいい」(いずれも札幌市民)

冷たい麺類やゼリーの売り上げが急増
暑い日が続き、食欲にもかげりが。スーパーでは、どのようなものがよく売れているのだろうか?

「ざるラーメン、冷やしラーメン、冷や麦、そうめんなどの商品が急に売れている。品切れにならないよう、大量に在庫があるようにしている。コーヒーゼリーなども急に売れている。申し訳ないが、ちょっと品切れしている状態。食べやすいものにシフトしているのでは」(マルコストアー 山川悟史社長)

豆腐の売れ行きにも変化
さらに、豆腐の売れ行きにも変化が。
「通常は木綿豆腐が売れる。気温が上がり、冷や奴やサラダに使うので絹豆腐が急激に売れてくる」(山川社長)

猛暑による食品価格への影響も懸念
西日本では、観測史上最も早い梅雨明けが発表された。記録的な暑さで、野菜などの食品の価格にも影響が及びそうだ。

「北海道では商品が急激に品薄になる心配はあまりないと思う。ただ北海道から(暑さの影響を受ける)本州方面に野菜を出荷する状況になると、北海道でも価格が高くなることもある。鶏はすごくデリケートなのでストレスに弱い。夏バテで関東方面で卵を産まなくなってくると、相場が上がる可能性がある」(山川社長)

暑い日が続きそうだ。暮らしへの影響が心配される。
