九州新幹線長崎ルートの全線フル規格での整備を目指す議員有志の会が6月30日夜、佐賀市で総会を開き、今年度の活動計画などを確認しました。
【佐賀県フル規格促進議員の会 田中政司副会長】
「子や孫から笑われんようにせんといかんよねっていう風なですね、そういう声をですね、ひとりひとり丁寧に説明しながら、フル規格でつながるように頑張っていきたい」
6月30日、県内6つの市町の議員などでつくる「佐賀県フル規格促進議員の会」が佐賀市で総会を開き、会のメンバーなど約60人が出席しました。
今年度の計画について11月に佐賀市内でシンポジウムを開くことなどが確認されたほか、国交省幹線鉄道課北村朝一課長による講演が開かれました。
北村課長は他のエリアにおける新幹線駅周辺の街づくりの例を示しながら、佐賀駅を通るルートの重要性を訴えました。
【国交省鉄道局幹線鉄道課 北村朝一課長】
「佐賀の魅力的ないいところを残しつつもさらに発展させる余地っていうのはいっぱいあると思います」
九州新幹線長崎ルートをめぐりJR九州や長崎県側との「三者協議」について山口知事は「北陸新幹線」を議論の切り口にできないか両者に提案したことを6月議会で明らかにしています。