雲南市は6月30日、松江市の建設会社とバイオディーゼル燃料の製造・活用に向けた連携協定を結びました。

雲南市役所で行われた締結式には、雲南市の石飛市長と松江市の建設会社「カナツ技建工業」の金津式彦社長などが出席し、協定書に調印しました。

雲南市は、2019年から市内外の企業と連携して地域課題の解決を図る『雲南市企業チャレンジ』という取り組みを進めていて、今回の連携協定もその一環です。

協定に基づきカナツ技建工業は、雲南市内で排出される使用済みの食用油を原料に、バイオディーゼル燃料の製造・活用に取り組み、雲南市は、財政面での助成はしないものの、廃油回収場所の拡充や事業の周知などで協力します。

カナツ技建工業・金津式彦社長:
非常にもったいないと言うか、循環できる資源なんだという事が伝わっていけば良い。

雲南市・石飛市長:
今まで捨てていたものを活用する。それができると無駄が省け、ゴミの処理費用の圧縮などにつながっていく。

カナツ技建工業は、バイオディーゼル燃料の製造施設を2025年度中に建設し、2026年度中の製造開始を目指しています。

TSKさんいん中央テレビ
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