バスの乗客が転倒するなど車内事故の防止を呼びかける街頭キャンペーンが7月1日、岡山市で行われました。

街頭キャンペーンを行ったのは路線バスなどの公共交通を運営する岡山市の両備グループです。JR岡山駅前で1日朝、社員ら8人が通勤・通学客に車内事故防止を呼びかけるうちわなどを配りました。

両備グループによりますと、2024年の1年間、中国地方で発生したバスが絡む交通事故は32件で、そのうち、9件で乗客が転倒しケガをするなどの車内事故があったということです。

両備グループではバスが完全に停止し、扉が開いてから席を立つことや両替などは降車時に行うことなど安全なバスの利用を呼びかけています。

(岡山電気軌道 大林玲嗣本部長)
「車内事故は高齢の乗客が転倒した場合非常に重大な事故になるそういった事故を両備グループはゼロにしたいという思いでこの啓発活動を行っている」

両備グループは、車内にポスターを掲示するなどして、車内事故撲滅を目指したいとしています。

岡山放送
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