2025年ももう6月30日で半年が経ち、早くも折り返しとなります。2025年の上半期もいろいろありました。一気に振り返ります。
3月30日は、倉吉市に「鳥取県立美術館」がついにオープン。
県が約3億円で購入した「ブリロの箱」を一目見ようと多くの人が訪れました。
来館者:
(ブリロの箱を)ポスターで見ていたので、ぜひ実物を見てみたいなと思って、いろんな角度で見るといいな~と思って、なんかウキウキしてきました。
すでに来館者は10万人を突破しています。
待ちに待った幕開けを迎えたのは、美術館だけではありません。
作野俊介記者:
ついに開幕した大阪・関西万博。
4月に開幕した「大阪・関西万博」。
鳥取県は、「関西パビリオン」の一角に鳥取ゾーンを展開。
メイン展示の「無限砂丘」など、鳥取の魅力が存分に詰め込まれています。
島根県は、県西部の伝統芸能「石見神楽」の特別公演。
55年前ぶりの万博の舞台で、55頭のオロチが迫力の舞を披露しました。
万博は、10月13日まで。
山陰の自治体も期間限定の催しを開くなどして世界に地方の魅力を発信します。
世界と山陰を結ぶと言えば、山陰の空の玄関口、「米子空港」と韓国・ソウルを結ぶ定期便が週5往復に増便。
さらに、初めて台湾・台北とを結ぶ定期便も就航。
現在は、韓国・台湾・香港の3つの海外路線が就航していますが、気がかりなことも。
鳥取県・平井知事:
香港で根拠のないうわさが広がっている。
『7月5日に日本で大災難が起きる』という根拠のない“災害予言”が香港で広まっている影響で、米子-香港便の需要が低下。
予言日を過ぎれば搭乗率が回復するのか…下半期の動向が注目されます。
雲南市では2025年3月、散歩後に犬が「不審死」する事案が相次いで発生。
陶山千尋さん:
音がしたから飛んで見に行ったら、もう死んでいたんです。
保健所が調査していますが、3か月経った今も死因は分かっていません。
「もう夏が来た!」と叫んでしまう異常事態。
梅雨の期間は、わずか18日間。
夏本番は一体どうなってしまうのか。
下半期は、猛烈な暑さとの戦いからスタートしそうです。
そして、上半期で最も話題に上がったのは。
買い物客:
高いと思う。3000(円になる)まで待とうかな、まだあるから。
買い物客:
多分、なかなかこう頻繁に買うものではなくなってきてるんだなって。
2024年の夏以降に発生したコメの価格高騰と在庫不足は、2025年に入ってからも深刻な状態が続いています。
政府は、流通の安定化を目指し「備蓄米」の放出を続けていて、山陰でも、6月に入ってようやく本格的な流通が始まりました。
買った人:
すごく安くて助かります。
Q近いスーパーで売られているのは?
買った人:
嬉しい。
「令和の米騒動」がどう決着するのか。
下半期も最大の関心事であることに違いありません。