島根県大田市の中学校の部活動指導員を務める60代の会計年度任用職員が、一度も運転免許を取得しないまま日常的に車を運転していたことがわかり、市は、この職員を7月1日付けで懲戒免職処分にしました。
大田市教育委員会・縄和仁教育部長:
この度は大変申し訳ございませんでした。
懲戒免職処分を受けたのは、大田市の中学校で部活動指導員を務める60代の会計年度任用職員です。
この職員は運転免許を取得せず、無免許で日常的に車を運転していたほか、採用時の提出書類にうその記載をして免許を取得しているように見せかけていました。
また、市教委の聞き取りにも「免許が失効した」などとうその説明を繰り返していました。
6月19日に無免許運転で警察に検挙され、免許を取得していないことを認めたということです。
職員は、私生活では運転していたものの、部活動指導員として生徒を乗せて運転したことはないと話しているということです。
市教委は今後、免許証の写しの提出や複数の職員が実物を確認するなど、職員採用時の確認を徹底することにしています。