鳥取県の6月定例県議会は6月30日で最終日を迎え、新しい副知事を選任する人事案が同意されました。
これにより、鳥取県政では初となる女性の副知事誕生が正式に決まりました。
6月定例鳥取県議会最終日の30日は採決が行われ、あわせて27の議案が可決・同意・承認されました。
この中で、7月10日に任期満了となる亀井一賀副知事の後任人事案も同意され、中原美由紀統轄監の副知事昇任が正式決定しました。
中原氏は鳥取市出身の59歳。
2025年4月から知事、副知事に次ぐ統轄監として施策の立案などに関わっていて、女性の副知事は、鳥取県政では初めてとなります。
鳥取県・平井知事:
(女性初の副知事というのは)いわばファーストペンギン的なところがあると思う。私もしっかり伴走させていただきたいと思います。
なお鳥取県議会は、「トランプ関税対策」や「コメの増産緊急支援事業」などを盛り込んだ総額84億3000万円余りの補正予算案などを可決して、30日に閉会しました