6月18日付で着任したJR西日本山陰支社の新しい支社長が、30日に就任会見を開きました。
利用低迷で苦境が続く木次線については、関係自治体との話し合いを丁寧に行っていくことを強調しました。
18日付けで着任したJR西日本の貴谷健史山陰支社長は、松江市出身の58歳。大阪にあるJR傘下の食品関連企業の社長から山陰支社長に就任しました。
会見では、利用低迷が続き、今後の路線のあり方が取り沙汰されている、木次線の出雲横田ー備後落合間について、沿線の関係者との話し合いを重視するJRの従来の姿勢を改めて示しました。
JR山陰支社 貴谷健史支社長:
ご利用が大変厳しい状況が続いていますが、まずは当事者同士が向き合うことが重要かと思う。自治体の皆様の考えを伺わせて頂きたいと考えている。
木次線について、JR西日本は2025年4月に関係自治体との意見交換会を開いていますが、貴谷新支社長も、まずは順次沿線自治体をあいさつに廻り、関係構築を図っていきたいとしています。