大相撲七月場所の番付が発表されました。先場所勝ち越した富山市出身の力士2人は共に番付を上げ、浦山は「しこ名」を改名して七月場所に臨みます。

朝乃山は先場所、西幕下14枚目で6勝1敗。七月場所では西幕下筆頭に番付を大きく上げました。今場所は勝ち越せば関取復帰が有力です。

また、先場所幕下付け出しでデビューした浦山は、しこ名を改名して鶴英山に。自らしこ名を考え師匠に願い出たそうです。
このしこ名は、師匠の元横綱・鶴竜の「鶴」、朝乃山の恩師でもある父・浦山英樹さんの「英」、そして苗字の浦山と地元の富山・立山の「山」を組み合わせたそうです。
その浦山、改め「鶴英山」は、先場所4勝3敗で勝ち越していて、今回、西幕下五十枚目に番付を上げました。
しこ名の改名は、関取昇進などの節目の際に師匠と相談して行うケースが多く、デビュー2場所目で自ら考えて改名するケースは非常に珍しく、強い意志が感じられます。
大相撲七月場所は、名古屋で7月13日に初日を迎えます。