福島県いわき市で線状降水帯の発生を想定した大規模な防災訓練が行われた。

いわき市の防災訓練は、2年前に住宅の浸水など大きな爪痕を残した線状降水帯の発生を想定して行われた。このうち実際に避難所となる平第二中学校では、スマートフォンのアプリを使った安否確認や、ダンボールベッドの組み立て方などを確認していた。参加した住民は「やっぱりこういうことを体験しておかなければ、実際に本当に災害が起きた時にうまく対応できるか分からないので、参加して良かった」と話していた。

また、内田市長による緊急メッセージの発信も行われた。今回の訓練には市民など約1400人が参加。11月には地震や津波を想定した訓練を予定している。

福島テレビ
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