警察官をかたる詐欺が急増し、対策が急務です。

犯罪のない日本一安全・安心な長崎県を目指し関係者が集まりました。

長崎市で開かれた「犯罪のない安全・安心まちづくり推進県民会議」です。

副知事や県警本部長など約50人が出席し、今後5年間の行動計画を話し合いました。

県警によりますと、県内の犯罪率は2020年に210.9件と過去最少を記録したものの、翌年以降は4年連続で増えています。

一方、警察官をかたる詐欺が急増し、2024年は1月から4月まで約88万円の被害でしたが、2025年は同時期で約9583万円の被害が発生しています。

県警本部生活安全企画課 朝末 英一 課長
「最近の手口はより巧妙化している。1番の特徴は被疑者が実在する警察署の電話番号を偽装したり、被害者が本物の警察官からだと勘違いするような仕掛けをしている」

今後も「犯罪なく3ば運動」を継続し、ニセ電話詐欺やSNS型投資・ロマンス詐欺の被害防止対策にも力を入れるとしています。

テレビ長崎
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