神社や寺の参拝の証しとして授けられる「御朱印」の鉄道版ともいえる「鉄印」。
鉄道ファンを中心にコレクターも多いこの「鉄印」のサービスを、松江市と出雲市を結ぶ一畑電車が6月27日から始めました。

鉄印は、神社や寺を参拝した証し「御朱印」の鉄道版で、全国の40を超える鉄道会社が乗車の証として発行します。

田淵木萌記者:
27日から始まる一畑電車の鉄印帳、私も買って見たいと思います。
鉄印帳と鉄印をお願いします。

店員:
こちらでございます。

田淵木萌記者:
こちらが一畑電車の鉄印と鉄印帳です。

鉄印を授かるには、出雲市の出雲大社前駅で中国・四国版の「鉄印帳」を購入。
乗車券を提示し、代金として300円を支払います。

一畑電車の鉄印は懐かしい、かつてのロゴマークと出雲大社の注連縄があしらわれています。

「鉄印」のサービスは、地方鉄道の利用促進と沿線の活性化につなげようと各地の鉄道会社などが連携、2020年7月に始まりました。

今では全国の40社以上が参加し、鉄道の旅の楽しみの一つとして親しまれています。

千葉からの客:
お城巡りで島根に来たんですけど、そのついでにここで鉄印帳、今日発売ということを知ったのでせっかくなので買おうかなと。鉄印は非常にいいなと思いました。

山陰両県では一畑電車のほか智頭急行や若桜鉄道が参加。
中国・四国地方では、12社が参加しています。

一畑電車営業部・曽田学係長:
一般の方に、こういったことをやることで地方も頑張っているんだよということを知ってもらえるようになればいいと思います。

一畑電車では今後、新たなデザインの鉄印も計画、利用促進と沿線地域のにぎわいづくりにつながればと期待しています。

TSKさんいん中央テレビ
TSKさんいん中央テレビ

鳥取・島根の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。