愛媛県の人口10万人あたりの交通事故による死者は全国ワースト。この危機的な状況に警察が取り締まりなど強めていて、松山市でもドライバーに安全運転を呼びかけました。

松山市の大街道商店街近くの交差点。約20人の警察官がドライバーに呼びかけているのは「交通ルールを守る運転」です。「疲れているときには運転を控える」「飲酒運転をしない・させない」ことを求めました。また歩行者にも横断歩道の利用や反射材を使うことなどを呼びかけました。

この呼びかけは愛媛県内の交通死亡事故の発生状況が「危機的な状況」のため。県内では今年、交通事故による死者が26日時点で30人になり、去年の同じ時期よりも10人増加。令和に入り最も早いペースになっています。また人口10万人あたりの死者は2.35人で全国ワースト。全国で唯一2人を超えています。

県警本部交通企画課神・野圭一警部:
「夏季の対策として、夏場の暑さによる疲れ、集中力の低下であったり、薄暮時間帯の歩行者が被害にあう交通事故が増えています。そういうところを注意していただきたい」

警察によりますと、今年発生した死亡事故の6割にあたる18件が、前をよく見ていなかったと見られるものだったとしています。

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テレビ愛媛
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