8月5日に開催される仙台の夏の風物詩「仙台七夕花火祭」についてです。主催する団体が6月27日に会見を開き、去年と同じ1万6000発の花火を打ち上げると明らかにしました。
今年で56回目を迎える「仙台七夕花火祭」は、仙台七夕まつりの前夜祭として毎年8月5日に開かれています。今年の開催時間は午後7時15分から午後8時半まで、去年と同じ約1万6000発の花火が打ち上げられます。
有料の観覧エリアは青葉山交流広場など4カ所、無料の観覧エリアは西公園など5カ所で、有料の観覧エリアの先行の抽選販売は6月29日までの受け付け、7月1日からは先着順の販売が始まります。
また、今年は市内の小学生が描いたイラストをもとにした花火も打ち上げられるほか、花火祭りの冒頭で300機のドローンによるショーも行われるということです。
仙台青年会議所 後藤泰己さん
「多くの方々に仙台七夕花火祭を見ていただいて、未来について希望を持てるような七夕花火祭にしたい」
一方で、開催費用は警備費用の増加などでこれまでで最も高い約9900万円を見込んでいます。仙台市は、7月3日からふるさと納税を活用したクラウドファンディングで、開催費用にあてる200万円を募るとしています。
主催の仙台青年会議所は、去年と同じ約45万人の人出を見込んでいます。