7月9日に開幕する夏の高校野球岩手県大会の組み合わせ抽選会が、6月26日に行われた。
抽選会には各校のキャプテンなどが出席し、くじを引いて組み合わせを決めた。
大会には4つの連合チームを含む58校52チームが出場する。8年ぶりに春の県大会を制した第1シードの盛大附属は、花北青雲と盛岡四高の勝者と対戦する。
Aブロック
Aブロックは4年ぶり12度目の夏の甲子園出場を目指す第1シードの盛大附属は2回戦から登場、花北青雲と盛岡四高の勝者と対戦する。
盛岡大附 3年 坂本椿主将:
自分たちの最終目標は甲子園に出て勝つことですし、この岩手大会をしっかりと勝つことができるようにこれからやっていきたい。
またこのブロックには宮古やシード校の釜石などが入った。
Bブロック
Bブロックは、春の大会ベスト8の水沢工業は宮古商工と岩泉の勝者とぶつかる。
そして創部10年目で初の甲子園出場を狙う第4シードの盛岡誠桜は、北桜と遠野の勝者と初戦を迎える。
盛岡誠桜 3年 中村晴主将:
流れに乗ったら止まらない打線と守備からリズムを作っていくチームなので夏はそこを見せられたらなと思います。

Cブロック
Cブロックは、第3シードの専大北上は大船渡と一関高専の勝者とぶつかる。
18年ぶりのノーシードとなった花巻東は1回戦で盛岡中央と対戦する。
花巻東 3年 中村耕太朗主将:
(春は)守備の崩れが一番の敗因だと思う。一戦必勝で目の前の相手をとにかく倒しに行くという所に一番力を入れながら頑張っていきたい。

さらに3年前に夏の甲子園に出場した一関学院もこのブロックに入り、激戦が予想される。
Dブロック
Dブロックには公立の強豪校がそろった。
春の県大会で花巻東に勝利した盛岡一高は水沢と福岡の勝者と、46年ぶりの甲子園出場を目指す第2シードの久慈は黒沢尻北と花巻北の勝者と対戦する。
久慈 3年 宇部智也主将:
2度目の甲子園出場に向け地元の方々にも応援されている。その期待に応えられるように頑張っていきたい。

そして選手宣誓は抽選の結果、大野・葛巻・伊保内連合の有坂昌剛主将(葛巻・3年)に決まった。
岩手県大会はきたぎんボールパークと花巻球場を会場に7月9日に開幕、決勝戦は24日の予定だ。
(岩手めんこいテレビ)