先週、宮城県内で確認された百日咳の患者数は初めて100人を超え、12週連続の増加となりました。
県によりますと6月22日までの1週間に県内で確認された百日咳の患者数は、前の週より20人多い108人で、初めて100人を超え12週連続の増加となりました。
今年の累計の患者数も569人となり、年間で、過去最も多かった2020年の118人をすでに大幅に上回っています。
百日咳は、激しい咳が長引く細菌性の感染症で、特に新生児や乳幼児では重症化する恐れもあることから、県はマスクの着用や手洗いなど基本的な感染対策を呼びかけています。
また、伝染性紅斑、いわゆる「りんご病」の患者数も1医療機関あたり3.77人と依然として警報レベルが続いています。